小説家・山内マリコさんです。

山内さんは「十六歳はセックスの齢」「ここは退屈迎えに来て」を刊行され、
話題作をご存知の方も多いかと思います。
彼女がパーソナリティを努める「山内マリコのオッケィトーク」@FMとやま
収録にお邪魔してきました。
ラジオは彼女の世界観に触れながら、富山拠点で様々な分野で取り組みをされている女性をゲストに招いてのトーク番組です。
各ゲストは仕事編、プライベート編と2週に渡り登場します。
先日の"itona"の編集長・せけんデザイナーの明石さんが出演されている回を聴きまして、非常に興味深かったです。仕事と、プライベートと、その人の背景や裏話が垣間見えるからでしょうか。
様々な分野で活動を続ける女性の存在を知ることは、凄く励みになります。
今邁進されている人も立ち止まっている人も、色々ヒントを見つけられるような企画だと思いました。
山内さんは気取りのない朗らかな雰囲気で、凄くチャーミングな女性でした。
収録を忘れて楽しくなっちゃいまして、四方八方にしゃべり散らかして来ましたが、
天真爛漫な空気と、小説に取り組む孤独に向かう作業を貫いているところと、きっと山内さんのそんなところから来る広さかなと思います。
収録は正装で伺いました。
こんな装いですから、ディレクターの方はコンセプトについてとことん聞いてくださいました。この番組への意気込みを感じます。
私がお邪魔した回は今月の第3週、4週オンエアです。

地球着装着して宗教ごちゃ混ぜにした「正装」でやっていますが、
これはどんな争い事があっても「丸腰」でいる国の人間だから出来ることで、
どの国にも与えられている権利行使というけれども、それ以前に丸腰を選択しているところ、
そんなところに誇りがあったのではないかと、
次の在り方を提示できる可能性があったのではないかと思うのであります。
そんなことを思いながら話していたので恐らく、
見た目のおもしろい姿とリンクしないオンエアになるかもしれません。
山内マリコのオッケィトーク
FMとやま 毎週金曜11:30-11:55
これからどんな女性が登場するのか、楽しみです。